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鹿の特徴
昔からイノシシと共に、人の狩猟の対象と
されてきた動物で、近年岐阜県でも生息頭数が増えており農作物への被害が深刻な
問題となっています。
二ホンという名前がついていますが、
日本の固有種ではなく、東南アジアから
ユーラシア大陸ヨーロッパまで広く
生息しています。
シカは瞬発力がとても高く150cmの柵も
助走無しで飛び越えることができます。


○夏毛と冬毛
シカは雄雌共に夏と冬とで毛が生え変わります。
冬はメスが綺麗なグレー,オスは茶色
夏はオスメス共に茶色地に白の斑点が入ります。この模様は鹿の子模様と呼ばれています
○食べ物・活動時間
草食性で牛と同じように4つの胃を持っています。
植物性 → 笹・草本類・樹皮・枝・落ち葉・果実・農作物 etc…
主に薄明薄暮性(薄暗い時間帯に活動します)、狩猟期中(11月~3月)は夜行性となります。
○寿命
オス 10~12年 メス 15~20年
二ホンシカは繁殖能力が高く、小鹿の生存確率も高いため近年個体数が増加傾向にあります。
○食肉
鹿肉は「もみじ」と呼ばれ肉質は牛に近いです。シカ類の肉は高タンパクで低脂肪さらに鉄分の
含有量が高いです。こうした特徴から生活習慣病の予防につながる食品として注目されています。世間では鹿肉は硬く匂いがきついという評価も多いですが、血抜きが悪いなどの処理方法に
問題があることが原因で、適切な処理がされた肉は柔らかく匂いも穏やかです。
特にロース・モモ・ヒレ肉は筋が少なく高級部位として出回っています。
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